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「イカゲーム」ドラマシリーズの成功は、韓国のオーディオビジュアル作家の報酬権をめぐる争いに韓国社会の目を向けさせました。

2019年、ポン・ジュン監督の韓国映画「寄生獣」は、同国のオーディオビジュアル文化にとって前例のない観客と批評家の成功を収め、英語以外の言語の映画としては初めてアカデミー賞の作品賞を受賞しました。この成果により、韓国映画は世界の一般客にとって

新たな選択肢となりました。この前例から2年後の9月17日の初配信された「イカゲーム」は世界のオーディオビジュアル業界で新たな人気指標となり、Netflixプラットフォームで最も視聴されているシリーズとしての地位を固め、世界で1億4,200万人以上の視聴覚を獲得しています。そのため、ここ数ヶ月、メディアはこのシリーズの監督兼脚本家であるファン・ドンヒョクをオーディオビジュアルの中心に据え、シリーズの商業的成功に応じて彼の姿が大きくなることを想定しています。韓国のオーディオビジュアル著作者協会が報道されたことで、作品の普及に見合った報酬を創作者に保証する法律の適用に漏れがあることが浮き彫りになりました。


Hwang Dong-hyuk - Twitter Netflix

このような状況を受けて、韓国映画監督協会(DGK)は、韓国オーディオビジュアル著作権法の現状特にプロデューサー権と監督権の違いについて、国営テレビで説明を行った。また、韓国の15人の監督のフランスでの作品配信に対して和解金を受け取ったケースも明るみに出ました。


Hwang-Dong-hyuk- (Netflix)

一方、ファン・ドンヒョク氏はイギリスの「ガーディアン」新聞のインタビューに答え、報酬はNetflixとの当初の契約で合意されたものに限定されていると説明しました。一方、アメリカの「ウォール・ストリート・ジャーナル」新聞は、脚本家がパソコンを売るためにシリーズの脚本を一時中断しなければならなかったと発表していました。注目すべきは「イカゲーム」がNetflixに約9億ドルの利益をもたらすことです。


選挙を意識した政府状況(韓国では2022年3月に大統領選挙が行われ、5月に政府発足します)の中で、DGKの意図は、次期政府の公共政策に影響を与えるために、現行の法律の下で、著者が不利は扱いを受けていることを、出来るだけ早く公に協調することです。この戦略は、2022年5月にソウルで開催される国際オーディオビジュアル創作者連合AVACIの次回の大会で、世界中の視聴覚著作者から支持されるでしょう。


一方、昨年の10月に開催された釜山国際映画祭では、延世大学校のパク・ヒョンソン氏、DGKのヤン・サンフン氏、オーディオビジュアルダイレクターのジョン・ジュリー氏、文化社会センターのチョン・ジュヒ氏、オーディオビジュアルダイレクターのホン・ウォンチャン氏が参加されまして、「映画を作った人たちへの公正な報酬・持続可能な創造性のための必須条件」と題とした仮想パネルディスカッションを行いました。


パネルでは、オーディオビジュアルダイレクター兼DGK副会長のイ・ユニョン氏が司会を務め、韓国におけるオーディオビジュアル作家の報酬権についての現状も議論しました。